2023年に入り、ガソリン代も電気代もジワジワと値上げが続いています。
これから寒い冬を迎える長野県。冬の電気代がどこまで高騰してしまうのか
そこで、電気代の節約もできるリフォームについてご説明します!
エアコンの電気代が高騰する仕組み
私たちの生活において、快適な温度で過ごすことは何よりも重要です。夏だと快適な室内温度は25度~28度、冬では18度~22度と言われていますが、当然エアコンなどの空調機が無くては快適な室温を保つことはできません。
戸建てやマンション等の集合住宅でも、建物自体の断熱性能は少しづつ向上していて、それに伴い空調設備の省エネ効率も進化しています。しかし、建物がどんなに高断熱構造であったとしても、エアコンなどの空調設備によって快適な室温に到達するためには一定の時間がかかります。
また、快適な室温を保つため、エアコンなどの空調機は電気を消費するためコストがかかり続けてしまいます。
では、なぜ家が高性能化してエアコンなどの省エネ基準達成率が上がっているのに、実質的な電気代は減らないのでしょうか?
その原因は、開口部と呼ばれる窓やドアなどの性能が低いために、一定の室温になってからもエアコンがフルパワーで頑張り続けないとその快適な温度を保つことができないことにあります。
この“窓の性能の低さ”とは、隙間がある事と断熱性能が低い事なので、窓を内窓などで二重窓化し隙間を抑え、断熱性能的に改善すれば、逃げる熱を抑えられることによってエアコンが消費する電力を抑えられます。
よって、電気代が抑えれらるようになる訳です。
電気代を節約するには、窓を断熱してエアコンに負荷をかけない
エアコンは、夏の時期では熱気を快適な温度に下げる為、冬であれば冷えた室内を快適な温度まで上げる為にフルパワーで電力を使い稼働します。この時、たくさんの電気をエネルギーに変える為、使われる電気量がとても大きいです。
車に例えると、加速する際の燃費が悪い状態です。
外から入り込む暑い熱の
71%は 窓・ドアから!
建物から逃げ出す暖かい熱の
48%は窓・ドアから!
快適な温度になった室内は、夏であれば熱せられる、冬であれば冷やされる熱に対する温度を保つ運転さえすればいいので、少ない電気の運転で室温を維持することができます。こちらも車で例えると、高速道路で燃費が数倍良くなる事と同じです。
夏と冬で効率は異なりますが、建物自体の室温を一定に保つ能力が高いのに対して、なぜエアコンの電気代が高い家とそうではない家があるのでしょうか?
それは、「逃げる熱の量」に差があるからです!
この「逃げる熱」がどこから逃げているのかというと、床や壁の比率は低く、主にドアや窓からの比率が大きいのです。
よって、この逃げる熱をいかに抑えられるかが電気代を抑える最大のポイントになります!
窓を断熱すると快適に保たれた室温を一定に維持することができるため、エアコンは運転を休止したり、稼働する力を弱めることで電気代が抑えられます。
\最も熱が逃げる「窓ガラス」だけ“普通のガラス”ではありませんか?/
冬も夏も、1年中効果を発揮する窓断熱
エアコンの電気代を左右するほど性能の悪い窓を、生活の中で一度は感じたことがあるのではないでしょうか?
夏に室内全体が暑くなることはありますが、壁を触ると熱いと感じることは無いと思います。しかし、窓際に行くと直射日光や西日によるじんわりとした暑さを感じたことはあるはずです。
冬も同じ様に、部屋全体を寒いと感じることはありますが、壁が氷のように冷えていることはなく、窓ガラスがキンキンに冷え結露で濡れてしまい、窓からひんやり感を感じたこともあるでしょう。
住まいの進化に伴い、この「窓」が大きなエネルギーロスのポイントである事が分かりました。
そして、この部分をより快適化する事によって、省エネルギー効果が向上します。
窓を断熱する事で熱の動きを抑えられる為、夏・冬一年を通して住まいの快適性を最小の電気エネルギーで維持する事ができ、一番コストパフォーマンスの高い省エネになるのです。
窓の断熱工事には補助金が出ます!
断熱窓の製品には、高断熱で特殊なガラスなどそれなりにコストがかかるのですが、初期費用がある程度かかっていても、生活する上で快適性の向上や、電気代を節約できることから、必ず元が取れる工事です。
また、断熱性能の窓に交換するリフォームに対して、最大で200万円の補助金を受けることができます!
こちらは2023年限定の補助金になりますので、窓のリフォームをご検討の方はお急ぎください!
「先進的窓リノベ事業」に申請の際は、面倒な手続き等全てディーズクラフトで行いますので、まずはお気軽にご相談ください。